“富山学区連合電子町内会・小野田相談役”に聞く(1)
投稿日:2023年1月10日
コロナ禍で私たちの生活のリズムが一変しました。最近はオミクロン変異株などによる感染の第8波により、富山学区でも行事の中止・活動の縮小を余儀なくされています。
そこで、当電子町内会では学区内で活動する様々な団体にスポットを当て、中止・縮小になっても、「伝えたい」「繋ぎたい」「大切にしたい輪」など、運営する方々にその想いをインタビューしました。 今回は“富山学区連合電子町内会”の小野田利正相談役へのインタビューを2回に分けてお届けします。
(聞き手 : 横地)
小野田相談役の地域との関わりを教えてください
昭和11年に海吉に生まれ、やがてこの地に朽ちて行こうとしていますが、38歳当時に海吉出村町内会の文化・体育部長を務めたのが最初で、その後他県への転勤期間を除き、地元町内会や連合町内会の主要役職に通算26年~連続24年奉職させていただきました。この間、平成16~21年度の6年間は町内会長を、その後は町内会の相談役を仰せつかっています。
富山学区連合町内会でも多般にわたりご活躍だったようですが・・・
連合町内会では、副会長を10年間務めさせていただき、この間に学区連合電子町内会の創設、岡山市安全安心ネットワーク事業及び健康福祉モデル事業の推進担当、学区防犯協議会や青パト隊・子ども見守り隊の創設、小地域ケア会議の立ち上げなどに当たり、及ばずながら業務推進の先頭に立たせていただきました。
また、2005年の岡山国体に際しては富山学区国体協力会の広報・啓発班長としても微力を尽くさせていただきました。
当時はまだ若く元気いっぱいで、防犯協在任当時(2005年から10年間)は“とみやま防犯情報”を毎月2回作成し、バイクを駆って全町内会長宅を飛び回っていた日々を懐かしく思い出します。
そのように小野田さんを奮い立たせたのはどんな思いだったのでしょう?
前職(陸上自衛官)で得た訓え「指揮官の威徳の発揚」のために尽くす参謀の体現だったと思います。すなわち、「上司(連合町内会長)の名誉を重んじ、その思いを先取りして動く」「上司が方針を確立し、権能を行使しやすいように思考過程を整える」との“補佐道”の精神が骨の髄まで沁み込んでいたからだと思います。
また、「使命の完遂」「改革・前進」という徳目も好きな言葉でした。
(続く)
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