第59回オレンジカフェ「青春」が開催
投稿日:2022年12月27日
12月26日(月)午前10時から12時まで富山公民館において、岡山市中区認知症サポートリーダー富山会主催の第59回オレンジカフェ「青春」が開催されました。
この講座は、認知症になっても誰もが安心して暮らせる富山でありたいとの願いで毎月行われています。富山学区の住民を対象とするもので、参加者数に制限がありますが、申し込みによって誰でも参加できます。
第一部 ~正しく学び支え合いましょう~ 住宅災害の早期発見と命を守る方法~認知症の人がいたらどうすればいいの?~というテーマで岡山市中消防署倉田出張所の豊田さんに住宅用火災警報器の設置や最近の住宅火災状況について話を聞きました。
住宅用火災警報器は消防法で設置が義務付けられており、岡山市では設置場所なども示されているということです。火災で一番恐ろしいのが、煙を吸って一酸化炭素中毒により気を失って焼死するケースが多いということでした。
昨年の岡山市・吉備中央町の火災発生件数は193件で、死者数11人、負傷者37人、損害額2億9千万円ということでした。今年も12月21日現在160件ということで昨年と同じくらい発生しています。
対策としては、住宅用火災報知機などにより、いち早く火災を察知し避難することが身を守るために大切です。設置していても古くなると電子部品の寿命や電池切れなどで、火災を感知しなくなる恐れがあります。日ごろから、定期的に作動確認をしておきましょう。設置年月日を記入しておくのもいい方法です。
また、火災原因で一番多いのは「たき火」次が「電気機器による出火」3番目が「放火」ということで、日ごろから家の周りには燃えやすい物は置かないようにすることが大切だということでした。
第二部は~みんなが主役・笑顔の“わ”を広げよう~では、
篠笛「二蝶」の小西さんと赤木さんによる篠笛ミニコンサートで「涙そうそう」「竹田の子守歌」「川の流れのように」など懐かしい曲の合奏があり、皆さん幸せな気持ちで閉会となりました。
次回は、令和5年1月23日午前10時から 冨山公民館で行われます。
(文・写真:湯浅)