第56回オレンジカフェ『青春』が開催されました。
投稿日:2022年9月28日
9月26日(月)午前10時から正午までの間、富山公民館で岡山市中区認知症サポートリーダー富山会主催の第56回オレンジカフェ『青春』が28人の出席者を得て開催されました。
オープニングは恒例の「青い山脈」のハミングと手拍子で幕が開き、
第一部 ~正しく学び支え合いましょう~
「認知症の気づき方のめやす」・・こんなことに思い当たれば…というテー マで、
講師に小規模多機能ホーム“てんとう虫 倉益”の管理者・介護支援専門員の花房智子さんをお迎えしての講話から始まりました。
「初期に見られる6つのサイン」というお話では、次のようなことがあげられるとのことです。
① 同じことを何度も言う、尋ねる。
② 物や人の名前が出てこない。
③ 物忘れ・探し物が増える。
④ 問題なくできていた作業で失敗する。
⑤ 趣味や言動が変わる。
⑥ 身だしなみに気を使わなくなる。
でも、これらのことに思い当たるフシがあっても、かならずしも認知症とは限らないそうで、認知症と物忘れを見分けるポイントは、例えば食事を終えた後での会話で、次のようなことが言えるとのことでした。
? 何を食べたか(メニューを)思い出せない。→ 物忘れ
? 食事をしたこと自体を忘れてしまう。 → 認知症
また、「ん?認知症かナ?」と最初に気づくのは他ならぬ本人だそうで、そんなときにはどうする・・・という有為なお話もあって、さすがに全員が高齢者の出席者たちは、真剣な面持ちで話に聞き入っていました。
第二部 ~みんなが主役、笑顔の“わ”を広げよう~
2つのグループによる美しい歌声を楽しみましょう…とのテーマで、
今回の出演は、JJカルテット(男性4人)とアンサンブル メリーラークス (男女ペア)です。
お揃いのブレザーと蝶ネクタイが素敵なシニアのご一行は入れ替わり立ち替わりしながら、懐かしい歌、耳馴染みで思わず口ずさみたくなる愛唱曲(アンコールも含め)16曲を格調高く披露し、つかの間の1時間を楽しく過ごすことができました。
★次回は、10月24日(月)10時から開催の予定です★
(文・写真:小野田)
カテゴリー:ニューストピックス