“富山豊年踊り伝承会”福森和子世話人代表・湯浅加代子世話人に聞く(その2)
投稿日:2022年9月11日
コロナ禍で私たちの生活のリズムが一変しました。最近はオミクロン変異株による感染の第7波により、富山学区でも行事の中止・活動の縮小を余儀なくされています。
そこで、当電子町内会では学区内で活動する様々な団体にスポットを当て、中止・縮小になっても、「伝えたい」「繋ぎたい」「大切にしたい輪」など、運営する方々にその想いをインタビューしました。
今回は“富山豊年踊り伝承会”の福森和子世話人代表(副会長)と湯浅加代子世話人(幹事)へのインタビューを2回に分けてお届けします。
(聞き手:横地・湯浅建)
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コロナ禍の現在、活動も大変だと思いますが。
この2年ほどは満足に踊りの練習もできていませんし、高学年の子どもたちは卒業し、低学年の子どもたちへの伝承が難しくなっています。感染の状況を見ながら徐々に活動が再開できればと思っています。
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いま、何人の子どもたちが活動していますか。
高学年の子どもたちが卒業し、今までは6人の子どもが活動をしていました。このままでは灯が消えるので、募集をしたところ応募があり、現在では15名の小学生が活動するようになり一安心です。また、卒業しても活動を続ける子どもも多く、12名の中学生・高校生が在籍しています。
今後の活動の方針や予定は如何でしょうか?
現在の子どもたち、特に2人の6年生が卒業するまでに、低学年の子どもたちに踊りを覚えてもらい、伝統を絶やさないようにしたいと思っています。コロナ次第ですが学区内外の催しなどにも参加して、伝統を守っていきたいと思います。ぜひ興味のある子どもさんに参加して貰いたいと願っています。
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ありがとうございました。これからも郷土の伝統を守り続けてください。
(終わり)
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