“富山豊年踊り伝承会”福森和子世話人代表・湯浅加代子世話人に聞く(その1)

投稿日:2022年9月8日

 コロナ禍で私たちの生活のリズムが一変しました。最近はオミクロン変異株による感染の第7波により、富山学区でも行事の中止・活動の縮小を余儀なくされています。

 そこで、当電子町内会では学区内で活動する様々な団体にスポットを当て、中止・縮小になっても、「伝えたい」「繋ぎたい」「大切にしたい輪」など、運営する方々にその想いをインタビューしました。

 今回は“富山豊年踊り伝承会”の福森和子世話人代表(副会長)と湯浅加代子世話人(幹事)へのインタビューを2回に分けてお届けします。

(聞き手:横地・湯浅建)

福森和子世話人代表(左)と湯浅加代子世話人(右)

“富山豊年踊り伝承会”を設立された経緯を教えてください。

 平成10年に岡山市において「おかやま彩時記」を発刊することになり、私(福森)が取材・編集の18名の市民ボランティアの一人に選ばれました。その時に示された古い資料の中に「富山・豊年踊り」を見つけ、郷土の伝統をなんとか再興できないかと考えました。

踊りはどのように継承されているのでしょうか?

 学区に持ち帰り古くからの人々に訊きまわり、当時の円山嶽町内会長の黒田智昭さん(故人)が、以前踊りの指導をされていたことがわかりました。そこで郷土の伝統をなんとか再興したく、7名の女性が踊りを習い、平成12年の「ふれあい夏祭りの夕べ」で披露しました。

 その後、学区に残る伝統文化である“富山豊年踊り”を後世に伝えていこうと、富山小学校に協力をお願いし、子どもたちの参加を呼びかけ指導をしています。

今は何人の方が活動されていますか。

 令和4年9月現在、富山豊年踊り伝承会には、小学生が15人、中学生・高校生が12人、おとなが7人の計34人が在籍しています。

 しかしコロナまん延防止のため全員での練習はできなく、また練習時間も限られています。早くコロナが落ち着いて全体で練習できることを願っています。

(続く)

富山地区敬老会で披露(おかやま彩時記より)

カテゴリー:この人に聞く

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