「倉安川をきれいにしよう」~倉安川清掃活動~

投稿日:2022年5月24日

 五月晴れの5月22日(日)午前9時30分から倉安川の清掃活動が行われました。富山の自然を楽しむ会と富山公民館の共催で行われ、参加者は主催団体をはじめ学区の諸団体から65名、うち21名はボランティアの中学生です。

富山公民館前での受付

 最初に、富山の自然を楽しむ会・實村代表と富山公民館の澁谷館長よりあいさつと清掃についての説明があり、さっそく東西に分かれて作業に取り掛かりました。清掃範囲は、東は県道岡山牛窓線の富山橋から西は円山のマルハチパチンコ店裏までです。

開始のあいさつと作業の説明
準備を整え、いざ出発
今回はゴミが少ないなぁ~
川に入っての清掃活動

 大人の男性が水中長靴を履いて倉安川に入り、大きなゴミからたばこの吸い殻など小さいゴミまで拾い、他の参加者は堤防周辺のゴミ拾いをしました。集めたゴミはボランティア袋につめて公民館駐車場に集められ分別して計量されます。

声を掛け合いながら作業する参加者
集めたゴミの分類作業
ゴミの計量

約1時間で収集したゴミは

    ・ペットボトル(12個)    0.5kg

    ・ビニール系ゴミ       9kg

    ・可燃ゴミ            15kg

    ・空き缶             1kg

    ・瓶類               1.5kg

    ・金属類            2kg

     《合計》            29kg でした。

 毎年、5月と12月に定期的に実施される清掃作業に住民の意識もおのずと高まり、加えて大掃除を実施した町内会や農家組合の清掃が重なって、ゴミはいつもより少ないものでした。實村代表も、公民館と住民の皆さんの積極的な協力が良い効果をあげていると感謝していました。

 百間川と同じ江戸の初期に造られ、長年地域の人々の生活を支えてきた倉安川は、2019年(令和元年)9月4日に「世界かんがい施設遺産」に登録されています。こうした熱心な清掃活動が、今後も住民が誇りとする倉安川を保全する原動力になって行くものと感じました。

(文:矢尾、写真:湯浅・矢尾)

カテゴリー:ニューストピックス

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