“サロン・ド・ミュゼ とみやま”弦楽四重奏コンサート
投稿日:2022年4月25日
未明からの小雨が残る4月24日午後1時30分より、富山コミュニティハウスに於いて「瀬戸内カルテット」を招いての“サロン・ド・ミュゼ とみやま”の弦楽四重奏コンサートが開催されました。 このコンサートは新型コロナ感染症対策で定員を限定して開催され、小西満智子代表のあいさつに続き幕が開きました。
「瀬戸内カルテット」は岡山交響楽団のメンバーで2020年結成して瀬戸内市を中心に活動を始め、現在は岡山県下各地で講演活動をしているそうです。
聴き覚えのあるあの曲が・・・
楽器の生の音を目前で・・・
私たちにとって、本物の弦楽四重奏の醍醐味が地元で味わえるのは本当に幸せなことです。
メンバー (左から)
1st violin 長坂 拓己さん
2nd violin 濱田 南さん
Viola 仁熊 美鈴さん
Cello 柳橋 泰志 さん
密に注意し定員を40名に限定したコンサートは「おぼろ月夜」「隅田川」など懐かしい曲から始まりました。バイオリン・ビオラ・チェロのスピーカーを通さない音は、心地よく心に染みるようでした。
途中、ピチカート奏法(弦を弓で弾くのではなく指で爪弾く演奏方法)など珍しい奏法の披露があり、聴衆は演奏に引き込まれて時間が過ぎるのを忘れていました。1stバイオリン奏者の長坂さんが留学していたハンガリーの思い出の曲などが披露され、終わりにドボルザークの「アメリカ」の第1楽章が演奏されました。
そして盛大なアンコールに応えてバッハの「主よ人の望みの喜びよ」が演奏され、心が洗われるような1時間を過ごすことができ参加者は余韻に浸りながら家路に就きました。
(文・写真:横地)
カテゴリー:ニューストピックス