ハナミズキ

投稿日:2022年4月20日

 初夏のような陽気に誘われて街を歩いていると葉桜に交じって白や紅色の花をつけた木が目に留まります。園芸用に人気のハナミズキ(和名:アメリカヤマボウシ)の花です。

 ハナミズキ

 北アメリカ原産で、明治45年に東京からワシントンにサクラを寄贈した返礼として、我が国に渡来したアメリカの代表的花木です。春爛漫の頃、小枝の先に白色の花がつきます。花弁のように見えるのは4枚の大きな総苞(そうほう)で、その中心部の雄しべのように見える緑黄色の部分が花です。総苞が淡紅色のベニバナハナミズキや白色で枝が垂れるシダレハナミズキなどの種類があります。総苞の紅色が濃く美しいチェロッキーチーフや、葉に淡黄色の覆輪斑の入るレインボーなどの園芸品種も作られています。

【引用:家庭の園芸百科(主婦と生活社)】

ハナミズキの枝で羽を休めるスズメの子

 春から初夏にかけて街角などでツツジをはじめ色々な花を見ることができます。コロナ禍の現在、比較的安全な屋外の散策で皆さんも花々を眺めて季節を楽しみませんか?

(文:横地、写真:横地・湯浅)

カテゴリー:とみやま点描 花鳥風月

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