「第50回オレンジカフェ青春」が開催
投稿日:2022年3月29日
桜の開花情報が聞かれる3月28日(月)午前10時より、富山公民館において「第50回オレンジカフェ青春」が開催されました。新型コロナウィルス感染症のまん延防止等重点措置が出されていた関係で今年最初の開催となりました。
福森代表の開会あいさつの後、恒例「青い山脈」を歌うのではなく手拍子をして会は始まりました。
今回は岡山市医療政策推進課地域ケア総合推進センターの
高倉紀子さんをお招きして
「在宅医療・介護のすすめ」
~住みなれた地域で暮らし続けるために~
と題した講演会があり、要旨次のようなお話がありました。
「いつまでも、心も体も健やかでいたい。
病気になっても、最期まで住み慣れた場所で過ごしたい」
と誰もが願っていると思いますが、元気なうちにその準備をしておく必要があります。
高齢になって病気や怪我により医療の継続や介護が必要になった時、家族に負担をかけたくないけれど住み慣れた地域で暮らし続けたい、あるいは一人暮らしになっても安心して自宅で療養を続けたいといった願いをかなえるためには、住まいの近くにある医院・診療所の“かかりつけ医”を持ちたいものです。“かかりつけ医”は日常的な診療の他にも、健康相談など日頃から何でも気軽に相談でき、必要に応じて専門医を紹介してくれる、身近な医師のことです。
在宅医療・介護を支える人々
もしものために・・・
岡山市では平成29年6月にアドバンス・ケア・プランニング(ACP)の考え方に基づき、『もしものために ~話し合い つたえておこう 事前ケア計画~』を作成しました。もし自分が病や怪我で倒れた場合、どのような治療を望むのか家族の人と話しあい、そして出来れば文面に残しておくことです。
アドバンス・ケア・プランニング(ACP)とは
今後の治療・療養について、患者・家族と医療従事者が、あらかじめ話し合う自発的なプロセスのことを言います。
―もしもの時(意志を確認できなくなった場合)に備えて、どのような医療や介護を受けたいか等を関係者と繰り返し相談しておくこと―
会の終わりに、令和3年度の皆勤賞の表彰があり海吉の岡本修行・房子ご夫妻と円山の広瀬妙子さんの3名の方に記念品が贈呈されました。
岡本修行さん、岡本房子さん、広瀬妙子さん
(文:横地、写真:横地・福森)
カテゴリー:ニューストピックス