茅の輪くぐり”夏越の大祓”
投稿日:2021年8月1日
7月31日(土)、旧吉富荘(海吉・福泊の東部)の氏神様である吉備津岡辛木神社と、旧幡多郷(富山学区では福泊の西部・円山・山崎)の氏神様の石高神社において、茅の輪くぐりで心身を清める”夏越の大祓”の神事が執り行われました。
笠井山中腹に鎮座する吉備津岡辛木神社では蝉の合唱の下、茅の輪をくぐって早朝から善男善女が参拝しお祓いを受けていました。
円山地区の丘に鎮座する石高神社では日が暮れた頃より善男善女がお参りし、厳かに茅の輪をくぐり心身を清めお祓いを受けていました。残念ながらコロナの影響で昨年に続き子どもたちお楽しみの夜店は出ませんでした。
両神社ではコロナ対策で手水鉢や鈴緒(すずのお)は使わないなどの対策がなされていました。
大祓とは・・・
我々日本人の伝統的な考え方に基づくもので、常に清らかな気持ちで日々の生活にいそしむよう、自らの心身の穢れ、そのほか、災厄の原因となる諸々の罪・過ちを祓い清めることを目的としています。年に二度おこなわれ、6月(水無月)の大祓いを夏越の大祓いと呼びます。(神社本庁HPより)
当地では、旧暦の水無月の晦日に近い新暦7月末日に行われています。
(文:横地、写真:横地・薄)
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