富山ハートフルバンド 井上万由子代表・湯淺奈美副代表・長尾美紀副代表に聞く(その2)

投稿日:2021年7月15日

 コロナ禍で私たちの生活のリズムが一変しました。富山学区でも行事の中止、活動の縮小を余儀なくされています。

 そこで、電子町内会では学区内で活動する様々な団体にスポットライトを当て、中止・縮小になっても、「伝えたい」「繋ぎたい」「大事にしたい輪」を伝えたく、運営する方々にその想いをインタビューすることにしました。

 第三弾は富山ハートフルバンド代表の井上万由子さん・副代表の湯淺奈美さん・副代表の長尾美紀さんで、2回に分けてお送りします。

(聞き手:横地・末澤)

左から副代表:湯淺奈美さん、代表:井上万由子さん、副代表:長尾美紀さん

左から副代表:湯淺奈美さん、代表:井上万由子さん、副代表:長尾美紀さん

(撮影時のみマスクを外していただきました)

― 今年の行事はどのようにお考えですか。

 コロナ禍もワクチン接種が始まりましたが落ち着いたわけではありません。毎年行ってきた夏合宿を7月18日に閑谷学校で日帰りで行います。昨年に引き続いて富山文化まつりが見送りになったことはとても残念です。

 何とか子どもたちの熱意に応えたいとの思いでクリスマス会と、とみやまミュージックパーティーは実施したいとみんなで模索しています。

― 子どもたちの一番の楽しみは何でしょうか。

 やはり「楽器が吹けるようになる」ことと、「みんなの前で演奏ができる」ことです。夏と冬に実施していた合宿も練習目的だけではないので、送り出す保護者も子どもの成長が楽しみですし、卒団しても子どもたちは深く繋がっています。

― 保護者の方の繋がりも深いと聞きました。

 子どもが卒団しても保護者のネットワークは活きています。例えば演奏会を行うにしても、卒団した子どもの保護者の方がサポートに駆けつけてくださり、とても有難いです。また、子育てのこともいろいろと相談できるので、子どもの練習に付き添いながら保護者のネットワークが深まっていきます。

― 学区のみなさんに伝えたいメッセージがありますか。

 今年は団員の数が少ないのですが、地域のみなさんに私たちの演奏を聴いてもらいたいと、子どもたちは吹奏楽団晴吹の力を借りながら一生懸命練習しています。

 富山学区民体育大会や富山文化まつりが中止になったことは、とても残念です。

 演奏会が実施できるようになれば、ご案内したいと思いますし、来年3月には見学会も行いたいと考えています。子どもたちと一緒に「音楽に楽しく触れ合う」そんな力をもらってください。

注)YouTubeに演奏動画をアップしています。「とみやまハートフルバンド」で検索してご視聴ください。

(完)

カテゴリー:この人に聞く

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