小西満智子富山文化まつり実行委員長に聞く(その2)
投稿日:2021年6月7日
コロナ禍で私たちの生活のリズムが一変しました。富山学区でも行事の中止、活動の縮小を余儀なくされています。
そこで、富山学区連合電子町内会では学区内で活動する様々な団体にスポットライトを当て、中止・縮小になっても、「伝えたい」「繋ぎたい」「大事にしたい輪」を伝えたく、運営する方々にその想いをインタビューすることにしました。
第一弾として“富山文化まつり”実行委員長の小西満智子さんのインタビューを3回に分けてお送りしています。
小西満智子(こにし みちこ)さん
海吉・中村町内会在住。自宅でピアノ教室をされる傍ら、赤木貴久子さんと“二蝶”を結成し各地で篠笛の演奏活動をされています。
(聞き手:横地・末澤)
― 残念ですが今年の富山文化まつりがコロナ禍で中止になりました。
(小西)とても残念です。昨年がコロナ禍で中止せざるを得なかったので、個人的には何とかスリムにしてでも実施したかったです。「富山小学校体育館を1日だけお借りして、プロの音楽家の方をお招きしての芸術祭」にしたかったです。公民館もコミュニティハウスも休館になるなど、厳しい事態になり断念せざるを得ませんでした。
― バトンタッチをお考えとのことですが。
(小西)私は第8回から実行委員長を務めさせていただきました。スタッフにも恵まれ楽しませていただきました。実行委員長を務めて10回目となる一昨年の第17回を最後に若い方にバトンタッチをする予定でしたが、どうしてもと頼まれあと1回だけ務めるつもりでした。
コロナ禍が落ち着いて来年富山文化まつりが開催される時は、新しい実行委員長の下で開催されるようにお願いしています。
― 実行委員長をお辞めになって、富山文化まつりへの関わり方はどうされますか。
(小西)新しい若い方にバトンを渡したあと私がいつまでも残っていたら、それこそその方の力を削ぐことになります。ですから、新しい実行委員長が存分に力を発揮できるように実行委員会から完全に離れたいと思っています。
ただ、富山文化まつりから派生した“サロン・ド・ミュゼ”は引き続き運営を担っていこうと思っています。
(続く)
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