倉安川・百間川「世界かんがい施設遺産」資料が展示されています
投稿日:2020年12月5日
2019年(令和元年)9月4日に倉安川・百間川かんがい排水施設群が「世界かんがい施設遺産」に登録されましたが、その資料が12月初めから年末まで、おかやま信用金庫操山支店の1階店内で展示されています。
歴史的価値のある農業用水利施設を認定するこの制度に、富山学区の中央を東西に流れる倉安川と東に隣接する百閒川そして岡山市東区倉安川吉井水門が、かんがい排水施設群として選ばれたものです。
倉安川は2019年で完成後340年経ちます。江戸初期の岡山藩で大規模干拓を行い、農業の発展と農民生活の向上に寄与したことが評価されて登録となりました。
自治体、大学、市民団体等で構成する推進委員会を立ち上げて農林水産省を通じて国際かんがい排水委員会に申請していました。この推進委員会には「富山の自然を楽しむ会」實村貢代表も参加し、登録に尽力しました。
また、今回の展示は實村代表の努力で実現したものです。この機会にぜひご覧ください。
(文章の一部は2019年9月5日付山陽新聞より抜粋しています。)
(文、写真:行枝)
カテゴリー:ニューストピックス