新型コロナウィルス感染症～第２波に備えて～
投稿日:2020年9月15日
台風一過、厳しい暑さの残る9月12日（土）午後1時半から富山公民館において、岡山市・市民協働企画総務課・富山公民館の主催で「新型コロナウィルス感染症～第２波に備えて～」と題して講演がありました。
熱心に話を聞く参加者
最初に、地域医療サポート室長の河村武人先生のあいさつに続き、感染管理認定特定看護師の菅田節子さんから感染症の基礎知識、新型コロナウィルス感染症について、新型コロナウィルス感染症にかからないためには、感染したらどうなるのかなどの話がありました。
更に、これから冬季を迎えるにあたりインフルエンザの流行が懸念されますが、新型コロナとの違いやインフルエンザ流行に備え病院での外来検査やインフルエンザワクチン接種などについて話がありました。正しい手洗いの励行や屋内でのマスク着用、咳エチケットを今まで通りやることで流行の抑制につながるということでした。
10分間の休憩をはさんで、管理栄養士の國末恵里子さんから「感染症に負けない食生活～腸と心を整えて～」と題して話がありました。
岡山旭東病院講師の方々
「まず皆さんの免疫力はどの程度ですか」との問いかけの後、免疫細胞の約７０％が腸に存在していること。善玉菌・悪玉菌・日和見菌のバランスを維持し、腸内環境を整えて免疫細胞の活性化を図ることが大切である。さらにストレスや疲労・生活の乱れなどは自律神経のバランスを崩す原因となるので、いつでも腸も心もストレスフリーで免疫力をアップして、感染症に負けない生活に心がけましょうということでした。
いつまでも新型コロナウィルスの感染拡大が収まらない中、皆さんの関心も高く熱心に話に耳を傾けていました。
（文・写真：湯浅）
