とみやま未来塾「気候変動の地元学」第2回学習会
投稿日:2020年8月31日
とみやま未来塾「気候変動の地元学」の6回にわたる講座、その第2回目が8月29日に行われました。とみやま未来塾はESD・SDGsに基づく富山学区諸活動の活性化と地域の担い手育成をめざすものです。学区より27名のやる気満々?の面々が参加しました。
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白井信雄教授
公民館・澁谷館長の挨拶のあと、山陽学園大学地域マネジメント学部・白井信雄教授による「気候変動の地元学・緩和編」の講義とワークショップが行われました。
ワークショップでは、「2050年にカーボンゼロ(二酸化炭素排出ゼロ)を達成するには個人、社会とも大胆な変革が求められる。子、孫の世代を生きるとしたらどう変革するか」について下記の5つのテーマで話し合いました。
- 家庭 どのように住むか 住まいの省エネと再エネ利用
- 運輸(旅客) 仕事・学校・買い物はどこで 移動とその手段
- 運輸(貨物) 生産地は 自分や地域での生産は 物流の根本変革は
- 廃棄物 モノがないと不幸? リデュース・リユース・リサイクルは
- 森林活用と保全 二酸化炭素を吸収する森林の資源活用は 森林保全は
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学習会の様子
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グループ別ワークショップ
学習内容が少しばかり難しく四苦八苦のワークショップでしたが、参加者は積極的に意見を出し話し合っていました。今回は「気候変動への緩和策」についてでしたが、次回は10月3日「気候変動の適応策」について学習の予定です。
以下、環境省ホームページより「気候変動の緩和と適応」の説明の抜粋を掲載します。
地球温暖化の問題に対処するための方策には、大きく2つあります。
1つは、温室効果ガスの排出を抑制する緩和策、もう1つは温暖化
による悪影響にあらかじめ備えておこうという適応策です。
(文・写真:行枝)
カテゴリー:ニューストピックス