「とみやま未来塾」がスタート(富山公民館開館30周年記念事業)
投稿日:2020年8月17日
過日(8月1日)に行われた行事を掲載します。今年は富山公民館開館30周年となります。その記念事業として富山公民館と富山学区安全・安心ネットワーク協議会がタイアップし、ESD・SDGsに基づく富山学区諸活動の活性化と地域の担い手育成をめざして「とみやま未来塾」を展開することになりました。公民館・澁谷壽郎館長がその準備に奔走し、「気候変動の地元学」をテーマに第1回の学習会が公民館にて開催され、学区内から40名が参加しました。
今、地球上で何が起きているのか? 温室効果ガスの排出による平均気温の上昇、海面温度の上昇による水蒸気の大量発生、海面の上昇などの気候変動により、台風の大型化、線状降水帯の発生による集中豪雨など大災害が発生しています。特に日本は海に囲まれていて気候変動の影響を大きく受けます。この気候変動危機に対し私たちは今のままでいいのだろうか。何ができるのだろうか。
この日は、山陽学園大学総合人間学部・高橋 功准教授によるコーディネイト、公民館・田中純子主任の司会のもと、最初に澁谷館長の趣旨説明があり、その後に公民館地域担当職員の中山由美さんによる気候変動の説明がありました。そして山陽学園大学地域マネジメント学部・白井信雄教授による下記内容の解説がありました。
- 気候変動とは何か
- 気候変動の地域への影響
- 気候変動への2つの対策:緩和と適応とそのポイント
最後に、安全・安心ネットワーク協議会・小橋一郎会長のあいさつがあり、盛り上がりのうちに閉会となりました。
「気候変動の地元学」は来年2月までに6回の学習会が予定されており、次回8月29日からは参加者による話し合いも行う予定とのことです。
(文:行枝、写真:公民館田中)
カテゴリー:ニューストピックス