操山イノシシ対策勉強会
投稿日:2020年4月27日
4月25日(土)コミュニティハウスにおいて「操山イノシシ対策勉強会」が開催されました。新型コロナウイルス感染症対策として入り口での手の消毒、マスク着用、テーブルに一人掛け、窓開けを実施して行いました。
操山にグラウンドを有する就実学園から石田氏、平島氏、徳田氏、中区役所農林水産振興課から宮木副主査、山口氏、富山学区から数名が出席しました。冒頭、浦上市議会議長より挨拶の後、小橋連合町内会会長より勉強会の主旨説明があり、石田氏の進行により本題に入りました。
操山はこの数年イノシシの出没が目立ち、道の両脇など土が柔らかい箇所を掘ったりタケノコなどを食い荒らしています。石田氏によると、その数は1~2頭程度でなくすでにかなりの頭数がいると予測でき、このまま放置しておくとその数は増え続けハイカーや子どもたちの安全を脅かすことになりかねないとのこと。この現況下、富山学区として策を講じることを検討するための勉強会でした。
対策としてはイノシシ捕獲檻(ほかくおり)を出没箇所に設置する方法を検討。そのなかで区役所・宮木氏より、すでに今年2月に兼基地区ゴロゴロ大師南に1基、3月に今谷地区の就実学園グラウンド近辺に1基設置済で、4月30日に今谷地区にあと1基を設置予定との説明がありました。檻の大きさは幅1m×高さ1.2m×長さ3m。設置費用は1基12万円で3分の2を市が補助し3分の1は地元負担、設置後のエサやり等の管理は地元が行うというものです。
市民が広く利用する操山の安全を維持し農作物の被害を抑えるために、今後富山学区の関係町内会(海吉本村、中村、出村、福泊など)において検討していくことで合意し、本日の勉強会を終えました。因みに、ペットを連れての操山散策はイノシシに襲われる危険とダニがペットにうつるなど絶対にしないようにとのことです。それにしても、様々な問題が発生するものです。
(文:行枝、写真:末澤)
カテゴリー:ニューストピックス