第19回「オレンジカフェ青春」開催

投稿日:2019年5月28日

 5月27日(月)午前10時から富山公民館において、第19回「オレンジカフェ青春」が開催されました。

 この催しは「岡山市認知症サポートリーダー富山会」が毎月1回、誰もが認知症になっても安心して暮らせるように学びの場、出会いの場、ホット一息できる場を提供し、認知症の予防に役立てていたくために開かれているものです。

講師の中村乙津さん

講師の中村乙津さん

本日の講演内容

本日の講演内容

 今回は、岡山市医療政策推進課地域ケア総合推進センターの社会福祉士中村乙津さんが「在宅医療・介護のすすめ」と題して話されました。住み慣れた地域で医療や介護を受けながら、自分らしく生活できるとはどういうことかパワーポイントやDVDを使いながら話がありました。

 岡山市は全国20ある政令指定都市のうち18番目にできたということながら人口10万人当たりの医師数は第3位、通所リハビリ―施設は第2位と大変恵まれているということでした。

 住民の意識調査で、終末期をどこで過ごしたいかという質問に40%の方が自宅で過ごしたいと答えています。この願いをかなえるために一番大切なことはお住まいの近くに「かかりつけ医」を持つということでした。そうすれば日常の診療のほかにも健康相談などが気軽にでき、万一の時大病院への紹介も可能で、病気の早期発見、早期の治療につながるということでした。

 誰でも人生の終末期を迎えるわけですから万一の時に備えて今から自分の意思が尊重され、医師や家族に最善の医療を選択してもらえるように自分一人で考えて書類に残しておくだけでなく、家族や医療専門職にも自分の意志を伝えておくことが大切だということでした。

杏仁豆腐とイチゴのデザート

杏仁豆腐とイチゴのデザート

 10分間の休憩時間に入り、甘酒を使った手作りの杏仁豆腐といちごのおやつがふるまわれ、甘さ控えめでひんやりとして、おいしくいただきました。

 後半は、各テーブルに配られた用紙にそれぞれが「令和」に関して思いついたことをメモして、その理由を順番に発表していきました。十人十色いろいろな考えがあることがわかり面白い企画でした。

令和について意見を述べる参加者

令和について意見を述べる参加者

 最後に、全員で青い山脈の歌を歌いながら手足を使った振付を行って認知症予防を図って散会となりました。

青い山脈体操を行う参加者

青い山脈体操を行う参加者

(文・写真:湯浅)

カテゴリー:ニューストピックス

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