福泊川東町内会で防災講習会を開催
投稿日:2019年3月15日
平成31年3月10日(日)10:00~12:00、福泊川東町内会集会所において『今すぐ見直そう!わが家と町内会を守る防災・減災対策』と題した防災講習会が開催されました。
富山学区では「地域防災力の向上」を目指して、毎年開催している防災訓練に加えて、防災マップの全戸配布、防災グッズの共同購入などが取り組まれて来ました。平成29年度には、それぞれの地域の事情に見合った防災講習・防災訓練が10町内会で開催されました。
平成30年度も、これまでに次のとおり防災講習・防災訓練が開催されています。
- 10/21(日) 円山宮西町内会
- 11/25(日) 円山嶽町内会
- 12/15(土) 海吉中村町内会
- 1/13(日) 海吉出村町内会(海吉出村町内会のサイトをご覧ください)
- 2/10(日) 操陽南山町内会・操陽ヒルズ町内会(ニューストピックスに掲載済み)
今回の講習会もその一環です。
出席者は、お隣の海吉福吉町内会からの飛び入りも含めて23名の住民、2名の講師で合計25名でした。
開会にあたり太田町内会副会長から「昨年7月の西日本豪雨以上の災害が起こる可能性もあるので、どんなことが起こるのか?どんな備えをすれば良いのか?いざという時どう行動すれば良いのか?勉強しましょう」と挨拶があり、富山公民館職員で防災士でもある中山由美さんを講師として講演が始まりました。
まずは「命を守るために必要な3つの要素」
- 知る : 命を守る情報を知る(災害が起こす被害を知る)
- 準備する : 命を守るための行動計画
- 行動する : 命を守るための実践
「3つの要素のどれが欠けても命は守れない」大事な要素ということで、それぞれついて詳しく学びました。
【知る】
- 昨年7月の西日本豪雨では、岡山市内・富山学区のいたるところで被害があった。
- 岡山は水害被害の多い地域、けっして安全ではない。
- 南海トラフ巨大地震で想定される「震度6弱」とは、どんな揺れ方なのか。
- 富山学区は木造住宅が多く道が狭い⇒地震火災の延焼危険度が高い。
【準備する】
- ハザードマップで危険個所・避難場所を確認
- 気象情報や防災情報の入手方法
- 非常備蓄品、非常持出品
- 災害弱者と言われる要配慮者の日ごろからの把握
【行動する】
- 災害ごとの避難の流れ
- 「平島の奇跡」住民の絆で人的被害ゼロ
- 率先避難、早期避難
講師が替わり富山学区連合町内会の行枝総務担当から、防災グッズについて実物を手に取りながらの紹介がありました。
- 非常持出袋
- ラジオ・ライト
- 緊急キットセット
- 救急セット
- 火災警報器
- 家具転倒防止伸縮棒
- 家具転倒防止プレート
- 開き戸ストッパー等
「火災警報器は設置を義務付けれているが、岡山は設置率が低い。まだ設置していないご家庭は、この機会にぜひ設置ください」と補足もありました。また、太田副会長からは、「ご自身での防災グッズ購入や取り付けに不安がある方は、富山助け合い隊を活用してください」とのアドバイスもありました。
5分の休憩をはさみ、グループワークに移りました。
- 昨年7月の西日本豪雨での避難指示発令の時、あなたと家族はどう行動したか
- 今後の災害に備えて、どんな準備が必要か、どんな行動をすべきか
をテーマに、4グループに分かれて意見を交換しました。
ついで、太田副会長から災害時の緊急連絡体制についての今後の取り組み方針の説明があり、緊急連絡体制についても話し合いました。意見交換を終えて、グループでの討議内容が発表されました。
- 日ごろからの住民のつながりを深めるために、サロンを立ち上げてはどうか。
- 避難行動要支援者名簿は掲載範囲が狭く、役に立たない。
- 避難時の支援が必要な人どのくらいいるかわからない、町内会独自の名簿が必要ではないか。
などの意見があり、「要配慮者」についての関心の高さ、その対応の難しさがうかがえました。
最後に、中山講師からのまとめとして、
- 率先して避難すること。
- 日ごろからの顔の見える関係づくりが、災害時に活かされる。
と締めくくり、亀山町内会長の閉会挨拶をもってお開きとなりました。
帰り際には、「知らないことがたくさんあった、よい勉強が出来ました」と、講師への感謝の言葉もありました。
岡山市の新年度予算案では、地域の自主防災活動への支援策が盛り込まれており、この機をとらえて、地域での防災活動が盛り上がることが望まれます。
(文・写真:太田俊)
カテゴリー:ニューストピックス