電子町内会運営委員の部外研修「さん太しんぶん館」
投稿日:2019年3月13日
3月12日(火)、富山学区連合電子町内会運営委員は、年度計画に基づく部外研修を実施しました。部外研修を通じ電子町内会運営に資すると共に、見聞を広めることを目的として行っている行事で、今回は平日ということもあり7名の運営委員が参加しました。
今年度は、昨年6月に早島町に開所した山陽新聞社の新印刷工場「さん太しんぶん館」を訪れました。
一行は午後1時前にさん太しんぶん館に到着し、職員の安松裕子さんの案内で印刷工場内を見学しました。
先ず驚かされるのは入口を入って正面の巨大なガラス壁面です。そこには新聞用紙の巻き取り紙がぎっしり積み上げられ、それにパステルカラーの照明が当てられ一種の芸術作品のようです。
一巻1.3トンの重量で7,000部の新聞が印刷できる巻き取り紙が常時200本近く保管されており、一日に約45本を印刷に使用するそうです。
次に我々はシアタールームに通され、安松さんとスクリーン中のさん太とよう太の楽しい会話のやりとりで新聞の世界に案内されました。
次に、エレベーターでインクの匂いが感じられる3階の体感デッキに昇りました。そこに続く展示エリアは、印刷工場の心臓部にあたる輪転機室を貫く両壁面全面ガラス張りの通路です。
時速44km(秒速約12.2m)の早いスピードで廻る輪転機を眺めて新聞(夕刊)の刷り上がるのを見学しました。
そして、刷り上がった新聞は販売店単位で機械により必要部数が梱包され、コンベアーで運ばれ配送の準備がされていました。
次に、同じ階にある展示コーナー“地域とつながる山陽新聞”のコーナーでは、山陽新聞の前身である山陽新報1879年の創刊から現在までの各時代の、主な出来事などが大きな壁面で紹介されていました。
アーカイブスペースでは検索により、過去の紙面が一瞬のうちに取り出すことができ、また県下7ブロックの地域版を見ることができました。
続く展示コーナー“新聞が届くまで”では、取材・執筆から紙面編集、印刷、配達までをイラストを交えて詳しく紹介されていました。特に取材・執筆・紙面編集は電子町内会のページ作成に大変参考になりました。
最後に、再度シアタールームで館長さんと安松さんからインターネット・テレビ・新聞の各メディアの長所・短所の説明を受け、それらを自分のライフスタイルに合わせ組み合わせて利用する必要性をお聞きしました。
そして、プレゼントとして特刷りの(私たちの見学写真の掲載された)新聞と記念品を頂戴し、さん太しんぶん館を後にしました。館長さま安松さま最後までご案内・ご説明いただきありがとうございました。
本日参加した運営委員は、今日の見聞を活かし、より良いホームページ作りを目指す決意を胸に、帰路につきました。
(文・写真:横地)
カテゴリー:ニューストピックス