富山学区老人クラブ連合会の部外研修・懇親会
投稿日:2019年2月20日
2月19日、富山学区老人クラブ連合会(前坂 格会長)では、平成30年度の納め行事として備前市日生町方面へ研修・親睦行事に出かけました。
あいにく朝から雨模様でしたが、富山学区内の5つの老人クラブからそれぞれ5~6名、合計28名(男性17名、女性11名)が参加しました。
午前10時に送迎のマイクロバ スが円山を出発、途中海吉で11人を収容して一路日生の海鮮市場を目指しました。
吉井川を超えると、雨粒の付いた車窓からの眺めは一面の田園風景でしたが、作付けされた牧草や小麦の鮮やかな緑が春の訪れを告げているようでした。
海鮮市場では、生簀(いけす)の中でわが運命を悟ったようなカニやエビの姿に共感したり、主婦たる参加者たちは新鮮な海産物などを買い求めていました。
昼前に日生町の昼食会場に到着、幹事役の福泊かぼちゃ会の前坂会長が立って、「短い時間ですが一人でも多くの人と顔見知りになって、道で会っても“こんにちは”と言えるようになってほしい」と挨拶、指名された山崎本町ハッピークラブの江尻会長の発声で乾杯して懇親宴席の火蓋が切って落されました。
途中からはカラオケタイムに移行し、各老人クラブのノド自慢たちがマイクを持ち、前坂会長の「歌の切れ目が宴の切れ目」との督励にも乗せられて終宴までに10数人が熱唱を続け、元気なシニアパワーを見せつけていました。
会場となった海鮮旅館のご厚意により、送迎用のマイクロバスで平成27年4月に開通した備前♡日生大橋(全長765メートル)を渡って鹿久居島へ渡り、さらに頭(かしら)島大橋から舗装道路の終端の駐車場まで行き、ここでUターンして本土に帰ってきました。
海面にはあちこちにカキ筏(いかだ)が浮かび、春雨に煙る瀬戸内海の眺望は値千金ではありました。
一説によればこの鹿久居島の人口は10軒19人だそうで、夜中に大橋を渡って作物を喰い荒らしににくるという野生のシカのほうがはるかに頭数が多いようです。
帰途、ブルーラインの道の駅「一本松」に立ち寄ってショッピングを楽しんだ後、バスは一路進路を西にとり、午後3時30分ごろには富山学区へ無事帰ってきました。
現在の富山学区の老人クラブはホームページでも紹介しているように、海吉出村・福泊・福泊川東・山崎本町・円山境内の5個町内会~5個クラブですが、まだ老人クラブのない町内会も高齢者の数に不足はないと思われるので早晩結成され、学区内の高齢者の交流の輪(和)を広げたいものだと思いました。
(文・写真:小野田)
カテゴリー:ニューストピックス