富山にこにこカフェ「食品ロスを減らそう」

投稿日:2018年12月4日

 12月3日(月)、富山公民館主催・とみやまエコクラブ共催の第2回富山にこにこカフェが開催されました。今回のテーマは「食品ロスを減らそう」です。富山学区を中心に三勲学区、平井学区からの参加も含めて38人が参加しました。

 このイベントに合わせて、「家庭で眠っている食品」の寄付をとみやまだよりにて呼びかけたところ、11家庭から多くの食品が集まりました。菓子をはじめ、しょうゆ、みそ、ドレッシング、カップ麺、そうめん、うどん、昆布、砂糖、ジュース、のり、ツナ缶、さつまいも、レトルトカレー、蜂蜜などなど。

 岡山県下を活動エリアとする環境団体・おかやまエコマインドネットワークが備前県民局の助成を得て制作した食品ロスDVDを観賞し、コーヒーバリスタの3人男が心を込めて淹れたおいしいコーヒーを飲みながら食品ロスについて参加者間で話合い、集まった食品を使って富山学区婦人会が料理した菜飯、にゅうめん、ふかしイモ、昆布佃煮を参加者で試食しました。昼時とおいしさが重なりおかわりの連発、参加者の活発な意見交換と公民館・田中主任のテキパキとした司会で、楽しいイベントとなりました。

参加者の活発な意見交換

参加者の活発な意見交換

提供された食品を使った料理

提供された食品を使った料理

 

 食品ロスは平成27年度全国で646万トン(1人当たり毎日茶碗1杯のご飯)、その内家庭から289万トン発生していること、製造から小売の流通段階でも食品ロス削減の様々な努力がなされていることなどを学びました。中国地方ではハローズが食品ロス削減に特に力を入れているとのことです。家庭でも、毎日の生活で食品ロスを出さない工夫と努力をしたいものです。

 集まった食品は地域にある児童養護施設・若松園に寄付することとし、これについて津嶋園長より食品の利用方法など丁寧な説明とお礼の言葉がありました。

 津嶋若松園園長へ食品引き渡し

津嶋若松園園長(向かって右)へ食品引き渡し

(文:行枝、写真:公民館田中)

 

カテゴリー:ニューストピックス

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