「高齢者交通安全講習会」の開催

投稿日:2018年9月7日

 平成30年9月6日(木)午後1時半から富山公民館で、富山学区老人クラブ連合会、富山学区交通安全対策協議会の共催で「高齢者交通安全講習会」が開かれました。

開会のあいさつをする富山学区交通安全対策協議会岡本会長

 当日は、台風一過さわやかな秋晴れとあって、富山学区老人クラブの方々が64名も参加しました。

 初めに、富山学区交通安全対策協議会岡本修行会長から、「今日は人生100年時代を迎えましたが、高齢者が家の中や外で事故に遭わない秘訣を学びましょう」と挨拶がありました。

 

 講師の岡山中央警察署交通第一課企画免許巴田明係長から危険予測ソフト(DVD)を見ながら自動車で住宅街を走っている場面や商店街を歩いている場面で、自動車・歩行者・二輪車などの立場で、どんな危険が予測されるか皆で考えて発表しました。危険予測ソフトで説明をする巴田明係長

 1時間ばかりの講話で休憩に入り、シルバーセーフティサポーター(交通安全協会の職員二人)によるグーパー体操で肩コリをほぐしました。

グーパー体操で緊張をほぐすシルバーセーフティサポーター

人形劇で会場をわかすシルバーセーフティサポーター 続いてシルバーセーフティサポーターのお二人による人形劇がありました。老夫婦がこてこての岡山弁、しかも舞台が海吉の信号近くのうどん屋さんから向かいの薬店に行く老夫婦のやり取りということで、横断歩道や信号がすぐ近くにあるのに、道路を横断しようとするおじいさんをおばあさんが引き止めるという話で、あまり身近な話で会場は大爆笑でした。

 

 また、巴田係長から「きずな町~我が家の防災チェック~」と題してDVDを見ながら話がありました。

 家の中には段差や階段のほか部屋の中にも炬燵のコードやじゅうたんの段差など些細なことでも転倒事故につながり大けがをすることがある。日頃から家の中はバリアフリーにしておく、階段やお風呂などには手すりを付けて転倒しても軽い事故で済むように配慮しておくことが大切だということでした。

わが家の防災チエックと題して講義する巴田係長

 最後に、富山学区老人クラブ連合会江尻副会長から講習会参加のお礼と、「前日の台風や北海道の地震などは避けることができませんが、交通事故は皆さんが交通法令を順守すれば危険を避けることができることなので、日頃から気を付けるようにしてください」と締めくくり、約2時間にわたる有益な交通安全教室はお開きとなりました。

閉会を告げる江尻副会長

(文:湯浅、写真:和久野)

カテゴリー:ニューストピックス

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