第6回オレンジカフェ「青春」の開催

投稿日:2018年4月25日

 4月23日(月)午後1時30分から富山公民館美術工芸室において、岡山市認知症サポートリーダー富山会主催の第6回オレンジカフェ「青春」が開催されました。開会の挨拶をする福森さん

 

 当日は「小規模多機能ホームてんとうむし」「グループホーム心の瞳」など施設の方や住民の方々を含めて41名の参加がありました。オープニングセレモニーとしてサポートリーダー池田さんのハーモニカ演奏に合わせて全員が「青い山脈」を歌って会が始まりました。オープニングの合唱

 初めに、中区地域包括支援センター認知症地域支援推進員の加藤佳恵さんから、地域包括支援センターの活動についての話がありました。包括支援センターは、市内区ごとに6カ所に設けられており、65歳以上の高齢者に関する保健・医療・福祉・介護など様々な相談を受けているとのこと。また、消費者トラブルの相談や家族や周囲の人へのアドバイスを行っているとのこと。 特に、被害が増加している悪徳商法のトラブルに高齢者が遭わないように地域の方々と協力して見守りしているということでした。

 近年、高齢社会の進展により認知症の患者さんが増えていますが、認知症においても早期診断・早期治療が大切であるため身体の異変を感じたら、まず相談をしてくださいとのお話しでした。富山荘の藤原施設長

 

 第一部の講座では、特別養護老人ホーム富山荘施設長の藤原正晴さんから「認知機能の低下を予防するにはどうしたらいいの」というテーマで軽度認知障害の予防方法について話がありました。アルツハイマー型認知症の原因ははっきりと解明されていませんが生活習慣病(高血圧・高血糖・喫煙・飲酒・運動不足など)を見直すことで発症リスクを軽減させると言われています。DHAやEPAを多く含む青魚も発症リスクを下げると言われているので積極的に食べましょう。また、すでにお薬を飲んでいる方は忘れずに飲むようにしてくださいと短い時間ではありましたが、わかりやすく話して頂きました。

 しばしの休憩タイムに入り、サポートリーダーの手作りの蒸しパンをいただいた後、棒体操で転倒予防・認知機能の向上を図ろうということで新聞紙を丸めて棒を作り、棒を使った体操をしたり、投げたりして俊敏性を養うなど会場は笑顔の皆さんであふれていました。新聞紙で棒体操の棒づくり

 次に、折り紙で兜を作りました。手先の運動と頭の体操を兼ねており、いい経験になりました。

 最後に、恒例により青い山脈の歌を歌いながら手振りを付けた「青い山脈体操」をして午後3時半に散会となりました。

 次回は5月28日(月)10:00~12:00ということで、認知症サポーター養成講座があるので、できるだけ多くの方が受講してくださいとのことでした

 

(文・写真:湯浅)

 

カテゴリー:ニューストピックス

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