富山小学校3年「七輪を使って餅焼き体験」

投稿日:2018年1月22日

 1月20日(土)授業参観日の1校時~2校時、富山小学校3年生の児童120名と保護者70余名が集まり、「七輪を使って餅焼き体験」が行われました。社会科で学習している「昔のくらしを知ろう」の一貫として、地域の協力を得て実際に経験するという目的で行われ、地域から福森和子さん(海吉出村)、中村安子さん(円山宮西)、湯浅加代子(海吉出村)さんがボランティアとして協力しました。

 初めに、福森和子さんが七輪の使い方、火のおこし方、餅を焼くまでを説明、その後は藤原先生の指導で30グループに分かれて「七輪で餅焼き」にかかりました。

ボランティアの説明

 七輪を使う家庭は今では少なく、30個確保するのに苦労したようで、小学校にある11個に加え、他の学校より8個、保護者と地域より11個を借り集めたそうです。

会場風景

 餅を食べるまでの手順は、「マッチで枯れた松葉に火をつける→うちわで風を入れながら炭に火を移す→あみの上で餅を焼く」ですが、どのグループもなかなか火が炭に燃え移りません。そこは保護者の出番で、炭をやぐらを組むように浮かして置くなど的確なアドバイスが飛んでいました。

火をおこす保護者と一緒に美味しいなぁ~

 電気やガスを使わずに火をおこして餅を焼くのは、ほとんどの児童にとり初めての体験で、「難しかったけど楽しくてお餅もおいしかった」と話してくれました。藤原先生によると,これからも学校支援ボランティアの方々のご協力をいただきながら、「洗濯板を使って洗濯」などの体験をしたいとのことでした。

(文:行枝、写真:薄)

カテゴリー:ニューストピックス

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