今年も咲いた沙羅の花
投稿日:2025年6月18日
平家物語 第一巻「祇園精舎」より、
「祇園精舎の鐘の声、諸行無常の響きあり、沙羅双樹の花の色」の一説に紹介されている、沙羅の花が中四御神町内の、とある民家の庭に咲いています。ナツツバキともいいます。
一本の木ですが、咲き誇るというのではなく、少しずつ咲いては、その日のうちに枯れ落ちるというはかない命の花です。この花はお寺や神社に多いのですが、民家に咲いているのは珍しいのではないでしょうか。
岡山県内では、倉敷市藤戸の源平合戦供養の寺として知られる藤戸寺の沙羅の花が有名です。初代の樹齢400年と言われる木は枯れたそうで、現在は2代目が有名で、毎年公開しているそうです。では、中四御神町内の民家に咲いている沙羅の花の写真をご覧ください。


沙羅の花のアップ写真です。直径約6~7cm くらいでしょうか

少しまとめて撮ってみました

一本の木に咲き誇るというのではなく、少しずつ咲いています。

咲いた花は、その日のうちに枯れ落ちてしまいます。たった一日のはかない命です。
この花は6月中いっぱいは見られるそうです。
以上、沙羅の花について、学区内の季節的な様子として紹介しました。