牧山駅
「牧山駅」は、岡山駅からJR津山線に乗って4番目の駅です。
JR津山線は、元は明治31年開通の「中国鉄道本線」で、戦時中に国有化、さらに昭和62年には民営化され、今日に至っています。
一方、牧山駅ができたのは鉄道開通の14年後の大正元年で、昔風の木造駅舎がありましたが、昭和46年に無人駅となり、駅舎もなくなりました。
しかし、今でも上下二つのホームがあり、牧山地区と対岸の大久保地区住民の通勤通学等に大きな役割を果たしています。
駅周辺の桜の木は、昭和29年、牧山地区の岡山市編入を記念して植えられたものです。
“鄙びた田舎の風景の中を一両編成のディーゼル車両が走る”–そんな景色を求めて撮り鉄ファンが訪れる津山線沿線の牧山です。