春の訪れ1「水仙」

投稿日:2020年2月11日

寒波も緩みこれからどんどん春に向かって暖かくなってくれると期待しています。
1月中旬に瀬戸内美術館に「驚愕の超写実展」を見に行った後、お昼に寄った
玄米食堂で水仙が飾ってあり店の周りにも水仙が咲いているのを見て牛窓の
春は早いなと感じたのですが、母谷でもあちこちで水仙の花が咲いて来ました。

写真はK宅とO宅に咲く水仙です。

スイセン属
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』より抜粋
スイセン属(スイセンぞく、学名: Narcissus)は、ヒガンバナ科(クロンキスト体系ではユリ科)の属の一つ。この属にはニホンズイセンやラッパスイセンなど色や形の異なる種や品種が多くあるが、この属に含まれる植物を総称してスイセンと呼んでいる。
狭義には、学名 Narcissus tazetta や、その変種であるニホンズイセン(Narcissus tazetta var. chinensis)をスイセンということも多い。しかし、本記事では特に明記しない限り「スイセン」をスイセン属の総称の意味で用いる。日本語の漢字表記は「水仙」。
毒性
有毒植物で、毒成分はリコリン(lycorine)やタゼチン(tazettine)、ガランタミン(galanthamine)のアルカロイド類とシュウ酸カルシウム (calcium oxalate)。全草が有毒で、鱗茎に特に毒成分が多い。スイセンの致死量はマウスで10.7g/kgである。食中毒症状と接触性皮膚炎症状を起こす。中毒は初期に強い嘔吐があり摂取物の大半が吐き出されるため症状が重篤に到ることは稀であるが、鱗茎を浅葱(あさつき)と間違えて食べ死亡した例がある。葉がニラととてもよく似ており、家庭菜園でニラを栽培すると同時に、観賞用として本種を栽培した場合などに、間違えて食べ中毒症状を起こすという事件が時々報告・報道される。厚生労働省によると、2008年~2017年に起きた有毒植物による食中毒188件のうち、最多はスイセン(47件)だった。
ニラとの大きな違いは次の通りである。
葉からの臭いがない(ニラは葉からニラ独特の強い臭いを放つ)。
鱗茎がある(ニラは髭(ひげ)根で鱗茎はない)
文化
Narcissus という学名は、ギリシャ神話に登場する美少年ナルキッソスに由来する。神話によると、ナルキッソスは、その美しさにさまざまな相手から言い寄られたものの、高慢にはねつけて恨みを買った。ついには、そんな彼への呪いを聞き入れた復讐の女神ネメシスにより、水鏡に映った自分自身に恋してしまった。水面の中の像は、ナルキッソスの想いに決して応えることはなく、彼はそのまま憔悴して死ぬ(水面の像に接吻をしようとして溺死したという説もある)。そして、その体は水辺でうつむきがちに咲くスイセンに変わった、というものである。だからこそスイセンは水辺であたかも自分の姿を覗き込むかのように咲くのである。

カテゴリー:ふるさとの花や生き物 里山保全会

SNS
検索
ページトップ