花と詩1(ロウバイ)

投稿日:2022年1月31日

今まで花言葉を付けて地元に咲いている花を紹介してきましたが、今年から花と詩の題名に変えて新たに掲載していきたいと思います。花と詩の最初はロウバイです。14日に集まって正月飾りを焼いた帰りに近所の方に、未だつぼみの蝋梅の枝を分けていただき玄関に飾りました。今、満開となって透き通るような黄色の花を咲かせ、良い匂いを漂わせています。

当初は歌でと思って蝋梅に関連する歌を探し、初音ミクの「満月蝋梅」を見つけました。合成音源の歌手は理系男子なので驚かないのですが、歌詞と歌を聴いても若くない私には蝋梅の花をイメージ出来なくて狼狽してしまいました。そして、詩や短歌等に広げてやっと見つけたのが明治大正時代の文豪、芥川龍之介の作った以下の俳句です。

臘梅や雪うち透す枝の丈

蝋梅は「雪中四友」の一つで雪のよく似合う花です。江戸時代の芥川家は茶道文化の伝統を守る仕事をされていた家系だったようです。

原文は青空文庫より

https://www.aozora.gr.jp/cards/000879/files/3819_27355.html

養命酒の生薬ものしり辞典でも紹介されていました

https://www.yomeishu.co.jp/genkigenki/crudem/170227/index.html

今までの花言葉は花言葉・由来よりご覧下さい

https://hananokotoba.com/roubai/

カテゴリー:ふるさとの花や生き物

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