花と詩25(フジバカマ)
投稿日:2022年10月6日
花と詩の25番目はフジバカマ(藤袴)です。現在はその数を減らし、環境省のレッドリストで準絶滅危惧種に指定されている花ですが、母谷では我が家の庭や近くのお家の庭で咲き始めました。細い枝先に藤色の小さな花をたくさん集めて咲くフジバカマは、昔河原などに自生し秋の七草(ななくさ)の一つでした。フジバカマには毎年アサギマダラが蜜を吸いに寄ってくれます。今年も来てくれますように!
藤袴(ふじばかま)を詠んだ歌は万葉集には1首だけ、山上憶良(やまのうえおくら)が詠んだ秋の七種の歌に登場します(萩の花尾花葛花なでしこの花をみなへしまた藤袴朝顔の花)
フジバカマの歌を探していたらアサギマダラの歌がいくつか見つかりました。その中で癒しの作曲家、夏城春彦(natsuki haruhiko)が作った「飛べ!アサギマダラ」という曲がありましたのでお聞き下さい。
アサギマダラとフジバカマの映像は2009年に北九州市白野江植物公園で撮影された「渡りをするチョウ アサギマダラ」という動画がありましたのでご覧下さい。
花言葉・由来にフジバカマの花言葉や詳しい説明がありました
カテゴリー:ふるさとの花や生き物 里山保全会