伝統行事10(お盆)
投稿日:2022年8月16日
8月13日から16日はお盆でした。お盆とは正式には「盂蘭盆会(うらぼんえ)」や「精霊会(しょうりょうえ)」と言います。8月13日にご先祖様の霊を迎えに行き、お盆の間を家で一緒に過ごし、供養をする日となっています。そして、16日に送り出します。
お盆の由来
お盆は「盂蘭盆会(うらぼんえ)」とも言われています。サンスクリット語の「ウラバンナ」を漢字にしたもので、逆さ吊りという意味です。これはお釈迦様の一番弟子の1人「目連尊者(もくれんそんじゃ)」が、自分の母親が地獄に落ちて苦しんでいた時に「多くの僧侶を招き、供養しなさい」とお釈迦様に教えられました。その通りに実行してみると、地獄から救われたという言い伝えがあります。この言い伝えが、日本古来の先祖信仰と結びついて、現在の風習となったようです。私が子供の頃には藁で作った船にお供えの果物や野菜を入れ、13日に庭で松の枯れ木を燃やして先祖を迎え、15日にお供えした船を「灯籠流し」のように旭川に流して供養していた記憶があります。先祖から頂いた命を大切にし、先祖や家族、友達を守りながらこれからも一生懸命生きていきたいと思います。
夏の暑さも峠を越えたようです。Oさんの畑のモミジアオイは散り始めましたが鶏頭やハゲイトウが色づき始めています。我が家のキバナコスモスも満開になりました。夜には虫の鳴き声も聞こえ始め、秋はもうすぐのようです。
https://nihon-nenchugyoji.com/obon/
灯籠流しの説明は荒神ライフからどうぞ
https://arajin-life.com/obon-lantern-streamer/
長崎では灯籠流しを精霊流しと呼ぶようです。さだまさしさんの歌った精霊流しは「じいじ歌うチャンネル」からじいじのカバーでどうぞ
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