伝統行事9(土用の丑)
投稿日:2022年7月24日
昨日(7月23日)は土用の丑でした。「土用」というのは、立春、立夏、立秋、立冬の前の18日間のことを指すことから、1年に4回訪れます。「土旺用事(どおうようじ)」の略語で、節分や八十八夜と同じく雑節に含まれます。この中で最も有名なのが夏の「土用の丑の日」です。一番暑さの厳しい大暑から立秋の間に、バテないように夏を乗り切るための体づくりから「土用の食い養生」という風習がありました。
「う」のつく食べ物を食べる「夏の土用」
夏の土用には、「丑」の日に「う」の付くものや黒いものを食べます。うなぎはまさに夏の土用にぴったり合う縁起物だったのです。ほかにも、梅干しやウリ(キュウリやスイカなど)を食べるのもよいとされています。ウナギは野々口のかばくろ本店が7月末閉店と聞いて妻の誕生日のお祝いを兼ねて半分食べました。また、近所から頂いた西瓜で美味しく水分補給をしています。実は今年の「土用の丑」はもう一回8月4日にあります。当日夕方スーパーで4割引きに挑戦して見ようかなと思っています。
戻り梅雨も終わりそろそろ土用干しの時かなと思います。朝顔や百日紅の花が咲き、アブラゼミも泣き始めました。夏の暑さやコロナに負けず、元気に暮らしたいと思います。
土用に詳しい話については「ベネッセのサンキュウkosodate」をご覧下さい。
https://39mag.benesse.ne.jp/kosodate/learning/content/?id=113385
カテゴリー:ふるさとの花や生き物 里山保全会