花と詩9(雪柳)
投稿日:2022年4月7日
花と詩の9番目は雪柳(ユキヤナギ)です。我が家の庭に咲いています。白い小さな花を枝の先まで付けます。俳句では雪柳は春の季語となっており、著名な俳人の詩がたくさん載っています。「花を飾る」の花の詩3に6句掲載されていましたので紹介いたします。
「雪柳 老の二人に 一と間足り」 富安風生
「雪柳 花みちて影や やはらかき」 沢木欣一
「雪柳 花にも重み ありにけり」 落合水尾
「雪柳 ふぶくごとくに 今や咲き」 石田波郷
「井戸ばたに こほれて白し 小米花」 正岡子規
「四畳半 三間の幽居や 小米花」 高浜虚子
https://hana.ureagnak.com/hana_uta3.html
私が生まれた頃には10人も住んでいたこの家も、今は老いの2人だけで暮らしています。「富岡風生」さんの詩が心に染みます。広い家ですがここは何かあった時の避難場所として、動ける間は守って行こうと思っています。
たかたん菩薩さんのブログに「富岡風生」さんのこの俳句の解説がありました。
https://ameblo.jp/takatanbosatsu/entry-12273621364.html
雪柳の花言葉は花言葉・由来より
カテゴリー:ふるさとの花や生き物 里山保全会