花と詩6(姫金立花)

投稿日:2022年3月16日

花と詩の6番目は姫金立花(ヒメリュウキンカ)です。我が家の宅の庭に咲いています。繁殖力が強く、あちこちの庭でも見かけました。小さな黄色の花とハート型の葉っぱが特徴です。昼前に太陽の光が強い時に開き、日が沈む前には閉じてしまう可愛い花です。3月始めから咲いていたのですが、姫金立花は外来種のため和歌などに詩をまったく見つけられませんでした。あれこれしているうちに春が来てしまいました。タンポポや芝桜が咲き始めました。ウグイスが鳴き、モンキチョウも飛びはじめました。なので詩は童謡「春が来た」です。

歌詞と動画はうたねっとからご覧下さい。

https://www.uta-net.com/song/13932/

リュウキンカとヒメリュウキンカの違いをじょーたろうさんのブログで見つけました。

植物の分類的にちがう!

リュウキンカ(立金花)はキンポウゲ科リュウキンカ属の多年草。学名:Caltha palustris var. nipponicaヒメリュウキンカ(姫立金花)はキンポウゲ科キンポウゲ属(ラナンキュラス属)の多年草。

生息分布がちがう!

リュウキンカ・・・日本(本州、九州)、朝鮮

ヒメリュウキンカ・・・イギリス、ヨーロッパ

ヒメリュウキンカは外来種だったが、今では帰化植物となり、野生化している。アメリカではヒメリュウキンカが侵略的外来種に指定され、栽培の禁止されている州もあるらしい。

生育環境がちがう!

リュウキンカは水辺や湿地。ミズバショウと同じようなところにいることもあるということなので、なかなかの湿地性植物なのではないかと思う。

ヒメリュウキンカは、湿気の多い林や川沿いの草原、普通の野原、畑など、広くどこでも生育できる。

草丈もちがう!

リュウキンカは草丈15〜50cm

ヒメリュウキンカは草丈10~15cm

生育サイクルがちがう!

リュウキンカ・・・春に芽を出し、冬は地上部が枯れて冬越しする。5〜7月に開花。

ヒメリュウキンカ・・・秋から冬に芽を出し、夏は地上部が枯れて休眠。3〜5月に開花。

じょーたろうさんのブログ

リュウキンカの花言葉はgreensnapより

https://greensnap.jp/article/8760

カテゴリー:ふるさとの花や生き物 里山保全会

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