昨日(10月23日)は「霜降」

投稿日:2021年10月24日

昨日(10月23日)は「霜降(そうこう)」でした。霜降(そうこう)とは、朝晩の冷え込みがさらに増し、北国や山里では霜が降りはじめるころ。露が霜に変わり、だんだんと冬が近づいてきます。田んぼの稲刈りも終わりに近づいて来ました。新田池近くの農家は籾の乾燥まですべて終えて、後片付けと清掃をしていました。片山の農家は使い終わった稲刈機の掃除をしていました。また来年も元気に働いてくれると思います。皆さんの畑には冬の鍋等に使う大根やキャベツ、白菜がすくすく育っています。Kさん宅では軒いっぱいにつるし柿が干されていました。今週末は孫の運動会があり、下の娘の子守を頼まれてコロナに気をつけながら関西に行ってきます。お土産に霜降(しもふり)肉をもっていく予定です。

霜降の72侯

霜降の72侯は以下の暦生活をご参照願います。

■初侯:霜始降(しもはじめてふる)  10月23日頃

氷の結晶である、霜がはじめて降りる頃。昔は、朝に外を見たとき、庭や道沿いが霜で真っ白になっていることから、雨や雪のように空から降ってくると思われていました。そのため、霜は降るといいます。

■次侯:霎時施(こさめときどきふる) 10月28日頃

ぱらぱらと通り雨のように雨が降りはじめる頃。雨が降ったかと思えば、すぐに青空が顔を出します。初時雨は、人々や動物たちが冬支度をはじめる合図だといわれています。

■末侯:楓蔦黄(もみじつたきばむ)    11月3日頃

もみじや蔦が色づいてくる頃。葉が赤色に変わることを「紅葉」と呼び、銀杏のように黄色に変わることは「黄葉」と呼びます。また、秋の山が紅葉することを「山粧う(よそおう)」といいます。

旬のもの

野菜      生姜 (しょうが)

身体を温めて、免疫力を高める効果のある野菜として注目されている生姜。これからの時期は生姜商品が多く販売されます。料理だけではなくクッキーなどのお菓子にも使用されます。

さかな   鮭(さけ)

この時期の鮭は「秋味」と呼ばれ、産卵のため故郷の川へ戻ってきます。和・洋・中どんな料理とも相性抜群であり、秋味に含まれているタンパク質は、他の魚肉よりも消化・吸収がよいとされています。

果物   柿 (かき)

ビタミンCを多く含み、風邪の予防にもなる柿。甘柿は大きく四角い形をしているのに対して、渋柿は先の尖っているような形をしています。渋柿も焼酎に漬けることにより、渋みをなくすことができます。

カテゴリー:里山保全会

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