今日(4月20日)は「穀雨(こくう)」
投稿日:2021年4月20日
今日(4月20日)は「穀雨」です。穀雨とは、地上にあるたくさんの穀物にたっぷりと水分と栄養がため込まれ元気に育つよう、天からの贈り物でもある恵みの雨がしっとりと降り注いでいる頃のことです。隣の藤の花がもう咲いています。レンゲも花を付け始めました。家の前の田んぼは代掻きまで終わり、苗代をいつでも作れる状況に準備できています。
穀雨の72侯
穀雨の72侯は以下の暦生活をご参照願います。
■初候:葭始生(あしはじめてしょうず)4月20日頃
水辺の葭が芽吹き始める頃。葭はイネ科の多年草で、夏に背を伸ばし、秋に黄金色の穂をなびかせます。夏の暑さを遮る「葭簀(よしず)」の原料です。葭を「あし」または「よし」と読むのは、「悪し」にならないよう縁起よく「良し」と読むようにしたからです。
■次候:霜止出苗(しもやみてなえいずる)4月25日頃
霜が降りなくなり、苗代で稲の苗が生長する頃。
霜は作物の大敵とされています。
■末候:牡丹華(ぼたんはなさく)4月30日頃
牡丹が豪華な花を咲かせる頃。
豪華で艶やかな牡丹は「百花の王」と呼ばれています。
カテゴリー:ふるさとの花や生き物 里山保全会