季節の花11(冬4-皇帝ダリヤ)
投稿日:2020年12月10日
冬の花の4番目は皇帝ダリアです。Kさん宅とOさん宅で咲いていました。ずいぶん高い所に美しい花を付けます。Oさん宅の表の花は高さ3m以上ありそうでした。晩秋から咲いているそうで、今年はたくさん花を付けましたとおっしゃっていました。霜が来ると枯れてしまうとのことで今週いっぱいで終わりになってしまいそうです。日本では昔は木立ダリアとも呼ばれていたようです。
キダチダリア
フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』より抜粋
コウテイダリア(皇帝ダリア、学名 Dahlia imperialis)は、高さ8-10メートルになるダリア属の種で、メキシコ、中米、コロンビアの原産。日本では「木立ダリア」等の別名でも呼ばれる。
概要
高地・山地の植物で、標高1,500-1,700メートルの所に生育する。塊根を有する多年草で、冬期の休眠の後急速に生長し、脆く竹のような膨れた節のある四角形の茎と、大きな3回羽状複葉を展開し、地面近くの葉はすぐに日陰に入ってしまう。懸垂しまたは下向きに咲く頭花は直径75-150mmで、舌状花はラベンダー色または紫がかったピンク色をしている。
利用
日本を含め、各地で花卉鑑賞用の園芸植物として植えられている。葉はグアテマラのアルタ・ベラパス県サン・ペドロ・カルチャ市に住むケクチ族の人々が補助食として用いる。ダリア属の植物は茎の中に水を蓄える性質があるため、アステカ人は水の杖を意味する「acocotli」と呼び、狩猟のために山中を歩く際の水の補給源として利用した。
本種は生長が速く、急激な生長は短日条件により起き、普通秋の最初の霜の下りる前に開花する。繁殖は種子、または少なくとも2節を持つ長さ30cm程の茎を土中に水平に置く挿し芽による。
カテゴリー:ふるさとの花や生き物 里山保全会