秋桜
投稿日:2020年9月27日
「秋桜」書けばコスモスを連想いたしますが、今回の投稿はコスモスではありません。
当地区の高台にある畑に植えられている桜の木が花を咲かせているものです。何か秋の中に春を感じる一コマですね。
桜は本来、夏の間に翌春の花芽を作ってから休眠に入りが、このとき、花芽には、葉で作られ、花芽に届く「休眠(成長抑制)ホルモン」によって、通常、咲くことを「待て」の状態にされているそうです。そして、葉が落ち、冬の寒さで休眠から目覚め、次第に春の暖かさを感じて、つぼみが成長して開花するのが通常です。
しかしながら、夏に何らかの原因で葉が落ちてしまうと、継続的に花芽に届けられる休眠ホルモンが十分に届かなくなってしまい、夏の終わりを告げる涼しさを冬と間違え、その後再び気温が高くなると「あ、春が来た」と勘違いしてしまい、開花までのサイクルが早まり、秋に花を咲かせてしまうことがあるのとのことです。
出典 「暮らしの知恵」気象予報士 伊藤みゆきさん 記事より
下記画像は、桜の花アップ 桜の花と柿 桜の花とザクロ
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