昨日(23日)は処暑(しょしょ)でした。
投稿日:2020年8月24日
8月23日は二十四節気の処暑でした。夕方はまだまだ暑さが残りますが、早朝はずいぶん涼しく感じられるようになりました。早起きして窓を開け、涼しい空気を取り入れましょう。作業は早朝に済ませ、お昼の暑い時はクーラーで涼しくして水分をしっかり取りましょう。今日はミニヘリコプターを使って稲開花前の薬散布を行っていました。もうすぐ稲も白い花を付け、お米が実ってきます。今年はコロナの影響で残念ながらウラジャが中止になってしまいましたが、母谷のオニヤンマの写真を楽しみながら残暑にもう少し耐えましょう。
処暑(しょしょ)
二十四節気という太陽の動きをもとにした季節の区分の一つで、黄経150度を太陽が通過する日が処暑の日です。現在の暦(新暦=グレゴリオ暦)では、8月23日頃から9月7日頃までの約15日が処暑の時期です。立秋から数えて2番目の秋の二十四節気です。
処暑とは、暑さがやむという意味があり、厳しい夏の暑さもようやく峠を越える時期になります。昨今の酷暑ですので、まだ日中の暑さがやわらぐとまでは行きませんが、朝晩はめっきり過ごしやすくなります。田んぼでは、稲が開花し実を結ぶ大事な時期に入りますが、台風が来る日として警戒される二百十日・二百二十日が巡ってくる時期でもあります。
台風で稲に被害が出ずに、無事に収穫を迎えられるように祈る「風祭」を行う地域もあります。富山県の有名なお祭り、「おわら風の盆」も風神鎮魂と豊作を祈願して始められた「風祭」の一つです。
カテゴリー:ふるさとの花や生き物 里山保全会