夏の花1(合歓の花と桔梗の花)

投稿日:2020年7月3日

夏の花が色々咲いています。

第一回目は内山工業様の道路側に咲いていた合歓の木のうすいピンクの花とBさん宅の花壇の青紫の桔梗の花です。

合歓の花は金底池の上と大日本印刷様第二工場から池に降りる所にも咲いていました。

合歓の花

内山工業様

 

ネムノキ

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

名称

和名のネムノキは、夜になると葉が合わさって閉じて(就眠運動)眠るように見えることに由来する。漢字名の「合歓木」は、中国においてネムノキが夫婦円満の象徴とされていることから付けられたものである。

特徴

落葉の小高木または高木。河原や雑木林に生え、高さは6 – 10メートル (m) になる]。葉は大型の2回偶数羽状複葉で、多くの小葉をつけ、夜は小葉が閉じる。

花期は夏(6 – 7月)で、小枝の先から花柄を出して、淡紅色の花が10 – 20個集まって頭状花序のようにつき、夕方に開く。萼は小さく、花冠は筒状で上部が5裂する。雄しべの花糸は淡紅色で長く、花の外に突き出て目立つ。香りは桃のように甘い。マメ科に属するが、マメ亜科に特徴的な蝶形花とは大きく異なり、花弁が目立たない。果実は豆果(莢果)で、広線形で細長く、扁平である。

陽樹であり、荒れ地に最初に侵入する先駆種である。芽吹くのは遅いが、成長は他の木と比較すると迅速である。

ネムノキの就眠運動は、葉の付け根の膨らんだ部分(葉枕)の内部圧力を変化させる仕組みにより葉を開閉する。周囲が暗くなると葉を閉じるが、光を当て続ける実験を行ったところ、体内時計による概日リズムに従って就眠することが判明している

利用

観賞用に庭園樹になるほか、街路樹としても使われる。材は、器具材として利用される。害虫駆除、鎮痛、家畜の飼料などにも利用される。 塩害に強い特性から、日本では古くから海岸線の防風林として利用されている。

中国医学では花を生薬として用い、夏に採取して天日乾燥したものを合歓花(ごうかんか)と称する。性は平、味は甘であり、精神安定や不眠解消の効果があるとされる。樹皮は合歓皮(ごうかんひ)と称する生薬で、7 – 8月ころの樹皮が剥がれやすい時期に幹や枝の一部から剥ぎ取って、表面の粗皮を取り除き、天日乾燥させたものである。樹皮にはタンニンが含有され、利尿・強壮・鎮痛効果があり、花と同様に不眠、不安に対する薬効もあるとされる。

民間では花・樹皮ともに1日量5 – 10グラムを水600 ㏄で半量になるまで煎じて、3回に分けて服用することで、ストレス性の不眠、不安によいと言われている。また関節痛や腰痛を目的に、樹皮10 – 15グラムを水400 ㏄で半量になるまで煎じ、1日3回に分けて服用する用法も知られている。さらに、打撲や挫傷には、合歓皮を黒焼きにして黄柏末(オウバクの粉末)を混ぜて酢で練り、冷湿布に用いる

文化

花言葉は「歓喜」。夏の季語であり、万葉集や松尾芭蕉、与謝蕪村の句に登場する。 長谷川雪旦の『江戸名所花暦』では、綾瀬川河岸のネムノキの眺めが名所として取り上げられている。

桔梗(Bさん宅花壇)

桔梗(キキョウ)の花言葉!意味や由来は?

花言葉・植物図鑑 >   桔梗(キキョウ)の花言葉より抜粋

桔梗(キキョウ)の花言葉!意味や由来は?

『永遠の愛』『誠実』『変わらぬ愛』『気品』『清楚』『従順』

桔梗が恋人のために一生涯、ただただ待ち続けた若い娘であったという物語にちなんで、「永遠の愛」「誠実」がつけられました。

「気品」は、花色の紫がかつて高貴な色とされていたため、「変わらぬ愛」は、長く咲き続ける花姿に由来しています。

また、「清楚」「従順」は、白色の桔梗が、伝統的な日本の女性の魅力を表しているとされていたためにつけられました。

 

桔梗(キキョウ)の花が咲く時期や見頃の季節は?

桔梗の開花時期は6~9月で6~7月頃が最盛期です。

最盛期には、青紫色の一重咲きを始め、白やピンクといった花色の二重咲き、八重咲き、椀状咲き、大輪杯状咲き、青紫色の絞り咲き、白と紫の不規則なツートンカラーの咲き分けなど、ユニークな種類も広く出回っています。

 

キキョウ紋とは?桔梗の花の模様?

今日まで続いている、古き文化の1つに家紋があります。

当時は、家系や血統、家柄、地位などを表すために使われてきた家紋ですが、桔梗の花形も、「キキョウ紋(ききょうもん)」という家紋の1つとして有名です。

均整のとれた五角形が重用され、たくさんの武士たちが家紋にしてきました。かの有名な明智光秀や土岐光衡などの戦国時代の武士たちは、キキョウ紋を丸で囲んだり、星形にするなど、新しいデザインのキキョウ紋を家紋としていました。

 

カテゴリー:ふるさとの花や生き物 里山保全会

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