春の山菜「ウド」
投稿日:2020年4月5日
4月3日に近所の方から春の山菜「ウド」を頂きました。ウドは傷みが早いため早速夕ご飯に酢味噌和え、キンピラ、天ぷらにしていただきました。捨てる所が無く全て食べられることがすてきです。特に酢味噌和えと天ぷらは本当に美味しくほっぺが落ちそうでした。ごちそうさまでした。ありがとうございました。
ウド
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
ウド(独活、学名:Aralia cordata)は、ウコギ科タラノキ属の多年草。香りが強く、山菜や野菜として好まれる。季語、晩春。
食用
若葉、つぼみ、芽および茎の部分が食用になり、香りもよい。つぼみや茎は採取期間が短いが、若葉はある程度長期間に渡って採取することができる。林の際など日当たりのよい場所か半日陰の傾斜地などに自生するが、スーパーや八百屋などで見られる白いものは、日の当たらない地下の室(むろ)で株に土を盛り暗闇の中で栽培した軟白栽培によるもので、モヤシのように茎を白く伸ばして出荷する。
料理の分野では前者を山ウド、後者を白ウドと呼び区別することが多い。後者には立川市を中心とした東京都多摩地域の特産品(東京うど)や大阪府茨木市太田および千堤寺地区特産の「三島うど」などがある。
ウドは山菜として有名で、山ウドはややアクが強く、山菜として葉や先端を天ぷらなどにする他、ぬた、茹でたものを酢味噌和え、味噌汁の実とする。白ウドは前記の他、酢水でアク抜きをして煮浸しやサラダとしても食べられる。また、皮も柔らかく、短冊切りにしてキンピラにすると美味しいため、白ウドは捨てるところがほとんどない。
一ヶ所から数本のウドの大木が生えている場合は、1本は切り倒してよい。茎の硬い皮を削ぎ取ると芯の部分はセロリのように美味である。ここまで大きくなると生のままでもほとんどアクがなく、雑味もない。また、先端の部分はまだ柔らかいので、若葉や花芽がまだ出ていないものは摘んで天婦羅にできる。
ただし、食物アレルギーがあるので、食べる際注意が必要。山中に生える物は太く立派だが、平地の林等に生える物は生長しても細い事が多い。
ウドの大木
諺(ことわざ)。前述の通り、ウドは1.5メートル前後の大きさに育つが、茎が太く育った頃には食用にもならず、また茎が柔らかすぎて木材にも適さないということから、転じて「図体はでかいが中身が伴わず、役に立たないもの」のたとえ。ただし、前述したようにウドは樹木ではなく、草本の一種である。
カテゴリー:ふるさとの花や生き物 里山保全会