オニビジョンの取材(カスミサンショウウオ)

投稿日:2020年3月26日

オニビジョン様がカスミサンショウウオの取材で母谷に来てくださいました。
前会長、副会長と母谷住人で理大の専門家N先生が現地に案内して説明しました。
寒天状の卵は3箇所に50cmくらいずつ離れて合計12本有りました。
核はすでに5mmくらいのめだかのような形に成長していました。エラ呼吸が始まっておりまもなく飛び出してきそうな感じです。母谷川のサクラが満開となる1週間後位にはみんな孵化してくれそうです。
また、某所にイワツバメが集まっているとの副会長の話で見ていただきました。こちらも巣がたくさん完成しているようで子育てが始まっていそうです。そっと見守って行きたいと思います。

イワツバメ( 日本の鳥百科より抜粋)
人の生活環境に適応し、コロニー(集合住宅)は岩場から人工物へ
全長14.5cm。ツバメの仲間ですが、小柄。頭から背、翼の上面、尾の上面などは黒色。喉から胸、腹など下面は汚れた白色。腰は四角形に白色をしていて飛んだ時に目立ちます。脚、指には細い白い羽毛が生えています。メスオス同色。日本では夏鳥として渡来し、全国で繁殖していますが、九州では越冬するものもいます。山地や海岸の崖地、洞窟の入り口あたり、橋、建物などの人工物にも巣をつくり、繁殖します。群性が強く、繁殖も集団で行います。口は横に大きく開くがまぐち型をしていて、空中を飛行する虫類を食べています。「チリリッ」あるいは「ジュピッ」などと聞こえる声で、飛びながら早口で鳴いています。はばたきを止めて滑るように飛ぶ飛行をよく行います。地上へ下りるのは巣材の土を集める時だけ、その時には脚に生えている白い短い羽毛をよく見ることができます。本来自然の崖地に巣をつくっていたのでイワツバメですが、最近ではコンクリツバメと呼んでもいいかと思うほど、人工構造物で見ることが多くなりました。

カテゴリー:ふるさとの花や生き物 里山保全会

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