春の訪れ8「たんぽぽとオオイヌノフグリ」
投稿日:2020年3月12日
春の訪れの第8回目はお墓に行く途中の田んぼの畦に咲いていた黄色いたんぽぽと薄いブルーのオオイヌノフグリです。昨日午前中は暖かい天気なのでお彼岸前の先祖墓の草取りをウグイスの声を聞きながら行い親戚の墓参りの準備をしました。また、午後には2月に準備した畑でジャガイモを植えました。豊作になると良いですね。たんぽぽにはもうモンシロチョウが来て止まっていました。またコブシの花やユキヤナギも白い花を付けだしています。
彼岸
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』より抜粋
彼岸(ひがん)とは、雑節の一つで、春分・秋分を中日とし、前後各3日を合わせた各7日間(1年で計14日間)である。この期間に行う仏事を彼岸会(ひがんえ)と呼ぶ。
最初の日を「彼岸の入り」、最後の日を「彼岸明け」(あるいは地方によっては「はしりくち」)と呼ぶ。
俗に、中日に先祖に感謝し、残る6日は、悟りの境地に達するのに必要な6つの徳目「六波羅蜜」を1日に1つずつ修める日とされている。
由来
浄土思想でいう「極楽浄土」(阿弥陀如来が治める浄土の一種、西方浄土)は西方にあり、春分と秋分は、太陽が真東から昇り、真西に沈むので、西方に沈む太陽を礼拝し、遙か彼方の極楽浄土に思いをはせたのが彼岸の始まりである。現在ではこのように仏教行事として説明される場合が多い。それがやがて、祖先供養の行事へと趣旨が変わって定着した。
しかし、彼岸の行事は日本独自のものでインドや中国の仏教にはないことから、民俗学では、元は日本古来の土俗的な太陽信仰や祖霊信仰が起源だろうと推定されている。民俗学者「五来重」は彼岸という言葉は、豊作を太陽に祈願する太陽信仰の言葉の「日の願い」が、「日願(ひがん)」として、仏教語の「彼岸」と後から結びついたものであるとする。民間習俗と彼岸の名称とその時期とが結合して、仏教行事になり、歳時習俗として生活の中に大きな存在となった、と指摘する。
オオイヌノフグリ
オオイヌノフグリ(大犬の陰嚢、学名: Veronica persica)は、オオバコ科クワガタソウ属の越年草。路傍や畑の畦道などに見られる雑草。
和名はイヌノフグリに似てそれより大きいために付けられた。フグリとは陰嚢のことで、イヌノフグリの果実の形が雄犬の陰嚢に似ていることからこの名前が付いた。オオイヌノフグリの果実はハート型で、フグリに似てはいない。
カテゴリー:ふるさとの花や生き物 里山保全会