稲刈り体験を開催しました

投稿日:2019年9月28日

9月28日、週間天気予報では開催日が雨との予報で気をもみながらの前日の準備でしたが何とか雨も降らず、稲刈り体験が約40人の参加者で楽しく開催されました。
朝、8時半に役員の方が集まり会場を設営し、9時から受付開始で、親子や地域の方々、また、岡山理科大学の先生と学生さんも参加されました。
行事内容として、まず、ちょっと昔の手刈りでの稲刈りです。役員の方から鎌の持ち方や刈り取った稲束を自分の後方に切り口をそろえて置くなど教えてもらい、田んぼの中に入っていきました。皆さんサクサクと気持ちよく刈っていきます。刈った稲束は大人の人たちが昨年に刈り取った稲わらで上手に束ねていきます。
続いて、機械(コンバイン)を使っての稲刈りです。コンバインは刈った稲からすぐ籾を取り(脱穀)袋に入れていきます。小さな子どもも役員の方に「まっすぐ前を見てハンドルを動かすんだよ」と教えてもらい真剣に運転をしていました。どの子どもも大変上手で、お年寄りから「将来有望じゃなー」と褒められていました。
今回、約4アール(400㎡)の田んぼで、コンバインの袋に14袋(約300kg)の収穫です。これから乾燥・籾摺りをして玄米になります。
それから、テントに戻り、子どもや学生が捕まえた、カエル、バッタ、ヤマカガシ(毒ヘビ)、などの生き物の名前調べです。理大の学生さんが先生となり、名前や特徴を教えてもらい、子ども達だけでなく大人達も真剣に聴いていました。
また、今回はカヤネズミが見つかりました。体長5~6㎝でクリっとした目をしており大変かわいいです。巣は見つかりませんでしたが野球ボール大の丸い巣を作るそうです。また、稲は食べずバッタなどの昆虫を食べるそうです。岡山県では準絶滅危惧種となっており、大変数が少なくなかなか見ることができないそうです。
今回も、地域の皆様のご協力があり怪我もなく無事に終了しました。ありがとうございました。子供たちの自然とのふれあいと地域の皆様の活動の場としてこれからも行事を計画したいと思います。

イベント風景です。みんな上手です。

カヤネズミの一声で、みんなダッシュ。

 

カテゴリー:おしらせ ふるさとの花や生き物 里山保全会

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