茄子の花は下向きに咲く
投稿日:2019年7月16日
ナスの実がたくさん収穫出来るようになりました。ナスの花は実と同じ紫色の花を下向きに付けて咲きます。
なぜ下向きに咲くのかの理由を麻機市民農園のホームページで見つけたので転記いたします。
ナスは自分の花粉で受粉しおおきくなることができる、自家受精植物です。
花粉がこぼれてめしべにくっつきやすいように、花が下向きに咲きます。
大変効率がいいので、「ナスの花と親の意見は、千にひとつの無駄がない。」ということわざがあるのですが、ご存じですか?
たまには親の小言も聞いてほしいものです。
以下はみんなの花図鑑から茄子の抜粋
開花時期 6月、7月、8月、9月、10月
花の色 紫
名前の読み なす
分布 原産地はインド
生育地 畑
植物のタイプ 一年草
大きさ・高さ 50~100センチ
分類 ナス科 ナス属
学名 Solanum melongena
花の特徴 葉の脇に淡い紫色の花を下向きにつける。
葉の特徴 葉は卵形で、互い違いに生える(互生)。
実の特徴 実の形は様々で、長ナス、卵形ナス、丸ナスなどの種類がある。
この花について 属名の Solanum はラテン語の「solamen(安静)」からきているという説がある。種小名の melongena は「ウリのなる」という意味である。
その他 日本へは奈良時代に中国経由で渡来。和名の由来には諸説があるが、夏にとれる野菜「夏の実」から「なすび」になったとする説が有力という。
「親の小言と茄子の花は千にひとつの無駄もない」といわれるように、茄子(ナス)の花は結実する割合が高い。俳句では「茄子」「茄子の花」などが 夏の季語だが、「秋茄子」のように秋の季語となるものもある。
カテゴリー:ふるさとの花や生き物