ジャコウアゲハの楽園

投稿日:2019年6月29日

母谷の入口に美しい花壇を整備して下さっている方が「ジャコウアゲハの楽園」と「ウマノスズクサ」の紹介の看板を作って下さっています。この看板を見つけてから2回程写真を撮りに行ったのですが、残念ながら飛んでいる姿を発見できませんでした。夏までに3-4回発生すると書いてあるので、何回か写真に挑戦してみます。
自然豊かな母谷を嬉しく思います。色々な生物の楽園となるように自然を大切にしていきたいと思います。
花壇のお手入れをしてくださっている方に厚く御礼申し上げます。

ジャコウアゲハ
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
ジャコウアゲハ(麝香鳳蝶、麝香揚羽、学名: Byasa alcinous または Atrophaneura alcinous)は、チョウ目アゲハチョウ科のチョウの一種。
和名は、雄成虫が腹端から麝香のような匂いをさせることに由来する(成分はフェニルアセトアルデヒドであることが判明している[2])
生態[編集]
成虫が発生するのは春から夏にかけてで、その間に3-4回発生する。成虫は日中の午前8時ごろから午後5時ごろまで活動するとみられる。
川原や荒地などの明るい場所や生息地の上を緩やかに飛ぶ。河川付近によく見られるのは、そこが食草の一つである草本のウマノスズクサの成育環境であるからで、畑の生垣付近などウマノスズクサの成育環境があれば見られる。また、木本のオオバウマノスズクサを食草とする地域では、オオバウマノスズクサの生育環境である山林の林縁部、渓谷などで本種が見られる。
幼虫はウマノスズクサ類を食草とする。食草を良く食べ、食草がなくなると共食いをすることもある。 冬は蛹で越冬し、この時期の蛹は数か月羽化せずに過ごす。暖かい時期の蛹は1-2週間ほどで羽化するが、ときに長期休眠する蛹もある。
ベーツ擬態[編集]
ジャコウアゲハ類が食べるウマノスズクサ類は、毒性のあるアリストロキア酸を含み、ジャコウアゲハは幼虫時代にその葉を食べることによって、体内に毒を蓄積する。この毒は一生を通して体内に残るため、ジャコウアゲハを食べた捕食者は中毒をおこし、遂には捕食したものを殆ど吐き出してしまう。一度ジャコウアゲハを捕食して中毒を経験した捕食者は、ジャコウアゲハを捕食しなくなる。
このため、ジャコウアゲハ類に擬態して身を守る昆虫もいくつか存在し、このような擬態をベーツ擬態と呼ぶ。日本で見られる例としては、
クロアゲハ Papilio protenor
オナガアゲハ Papilio macilentus
アゲハモドキ Epicopeia hainesii
がいずれもジャコウアゲハに擬態しているとされている。

カテゴリー:ふるさとの花や生き物 里山保全会

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