田んぼの一年(籾まきをしました)

投稿日:2019年5月21日

5月中旬から田んぼのあちこちに白いシートのトンネルを見かけると思います。
これは、種籾を撒いた苗箱を苗代(なわしろ)に並べ、その上に保温のためのシートを掛けているのです。
作業手順として、籾まきをする日を決めて連休が終わった頃に種籾を水に1週間ぐらい浸けておきます。種籾の表面が飴色になり籾の先端が少し膨らんだ状態になったら浸水は終了です。
それから籾まきです。まず苗箱に底土を入れ、水を掛け、種籾を均等に撒き、上土を掛けてできあがりです。(苗箱の重さは約5㎏になります)
できあがった苗箱を運搬車などで苗代まで運び2列に並べていきます。(2列×70枚で140枚)
並べ終わったら、その上に白い保温用のシートを掛けていきます。
3日間ほどシートを掛けた状態で置いておくと一斉に芽が出てきます。今度はシートの中が暑くならないように天候を見ながら開けたり閉めたりを1週間ほど繰り返し、その後シートを取り外します。
芽が出てから25日から30日で苗の完成です。
種籾を撒く機械です。
苗代に並べていきます。
シートを掛けて終了です。

カテゴリー:おしらせ 里山保全会

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