つくし

投稿日:2019年3月19日

3月に入り春を求めてつくし(春の季語「つくづくし、つくしんぼ、筆の花等」)を探してあぜ道を歩きましたが、その時は1本だけでした。
それから半月ほど経った昨日は、画像のように多くのつくしたちが頭を持ち上げています。
幼いころ祖母より「つくしはスギナの子供で土の下で繋がっているんよ」と教えてもらい、そのツクシの生えているところを掘り起し、「ほんとじゃ つながっとる」て大はしゃぎをしたことを思い起こしました。
つくしは、シダの一種であるスギナが春先に出す生殖用の茎(生殖茎/胞子茎)で浅い地下茎でつながっています。
また、その名前の由来は語源辞典によりますと『古くは「つくづくし」といい、「つくし」はそれを略したもの。「つく」は「突く」で、地面から突き出ることからとされる。
また、その形が航行する船に水脈を知らせるために立てる杭「みおつくし(澪標)」に似ているところからこの名があるとする説もある。
地面に筆を立てたように見えることから「土筆」と当てて書く。』ということで、後者の説は、何かしらロマンチックに感じますね。

ふむまいとよけた方にもつくつくし 正岡子規

カテゴリー:ふるさとの花や生き物

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