野鳥の観察会風景

投稿日:2019年2月9日

御津公民館が実施する講座の一つで「野鳥の観察会」が2月9日(土)9:30~12:00の間、日本自然保護協会自然観察指導員の橋本智明講師により開催されました。
橋本講師から、冒頭、現代社会において鳥類から学んだ事例について、新幹線500系には、カワセミのクチバシの機能が取り入れられ、新幹線が高速でトンネルに突入すると、空気の圧縮波が生じて出口付近で一部放出され、非常に大きな音がするという俗に“トンネルドン”と呼ばれる現象が回避されているということ、また、フクロウの風切羽には他の鳥にはないセレーションと呼ばれるギザギザがあり、これが空気をうまく逃がして抵抗を少なくということからフクロウの羽の仕組みをパンタグラフに取り入れているという説明がありました。
続いて、 御津スポーツパーク北側の河川敷から見た水鳥たち、河川敷の傍の木で羽を休めている鳥たちを、橋本講師の説明により鳥の名前、特徴など説明を受け、みなさん真剣にフィールドスコープや双眼鏡をのぞき込んでいました。
最後に、講師の手作りで切り抜いた「すずめ」や「とんび」の型紙での実物大の大きさに、皆さん驚いていました。
橋本講師、本日は、ありがとうございました。
また、ご参加いただきました皆さんお疲れさまでした。
半日ではございましたが、観察会を通し勉強させていただきましたこと感謝申し上げます。
左上:オカヨシガモ
右上:鳶(トンビ)
左下:カシラダカ
中下:ウスタヒガの繭(まゆ)

本日の観察鳥類数:28種 天候:曇り

カテゴリー:地域ニュース

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