カタバミと碾き臼

投稿日:2019年2月5日

碾(ひ)き臼で上臼の穀物を落とす穴から伸びて葉を閉じたカタバミ。このカタバミはハート形をした可愛い葉っぱで、片葉が3つあることから「片葉三(かたばみ)」が転じたという説もあるようです。また、夜には画像のように葉をたたみますが、今回の撮影時はお昼過ぎでしたが、まだ、眠っていました。一方、碾き臼は民具の一つで上臼と下臼で構成され、上臼の穴から穀物を落とし、上臼を回して製粉するもので、半世紀以上前に祖母が、左手で 穴に大豆を少しずつ入れて 右手で持ち手を握り重い石臼を ゴロゴロ回してきな粉をつくっていた記憶がよみがえってきます。画像は上臼のお腹の部分が上部になった状態で、穀物を落とす穴から昼間閉じたカタバミの葉です。
碾き臼はご存じだったでしょうか?

カテゴリー:ふるさとの花や生き物

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